自動車保険の安い選び方

自動車保険って自動車を持っている人は必ず入っていますよね。でもその保険内容ってわかりにくくないですか？

いい加減な補償内容と知らないで、万一自動車事故を起こして保険で補えない事故だったら大変なことになります。そのためにも自動車保険の内容を良く理解して契約する必要があります。

自動車保険の基本は対人賠償、対物賠償、人身傷害、搭乗者傷害の４つの種類があります。本来、車で事故を起こし被害者の体や車に損害を与えたら、事故を起こした加害者はその損害を補償しなければなりません。自動車保険は被害者を保護するためにあります。対物事故でも被害者が高価な荷物を積んだトラックになると損害額が想像も出来ないほどの金額になります。ですから対人、対物の保険金は無制限にする方がベストなのです。そして人身傷害は本人や搭乗者を補償するもの。搭乗者傷害は、人身傷害と同じなのですが人身傷害の補償は実際にかかった金額が払われるのですが、搭乗者傷害は決められた保険金しか支払われません。その支払い方法も2種類有ります。

一つ目は部位・症状別払いでケガをした部位・症状別に保険金が決まっていて、二つ目の日数払いは治療にかかった日数で一定の額が支払われます。例えば部位・症状別払いで契約している場合、骨折で入院すると何日入院しても骨折で5万円なら5万円しか保険金が出ません。そうなると日数払いにした方が有利ですがその分保険料が上がる仕組みになっています。実は5000万円ぐらいの人身傷害に入っていれば十分補えると思います。保険料を安く抑えたいなら搭乗者傷害に入らないということも考えていいのではないでしょうか。

自動車保険は、最近テレビやラジオで良く聞くアクサダイレクト、ソニー損保などの通販系損害保険会社が低い保険料のアピールをして魅力的ですね。つい電話してみようかなんて考えます。その安さの仕組みは年齢や使用目的、走行距離によって条件を細分化し保険料を安くする仕組みのようです。

では富士火災や東京海上などの代理店系はなぜ高いのでしょうか？

大手はゴルファー保険や介護費用などの特約をいろいろとつけ保険料自体の目減りを抑えていました。大手の損保社員でも理解していない人がいたんじゃないでしょうかね。それぐらい多かった。さすがにわかりにくいので大手もこの特約を整理しているようです。

そして保険料も安くなるかと思えば、今度は商品の付帯サービスに組み込んでいるようですね。あなたの契約している保険は意味不明な付帯サービスついてないですか？自動車保険は被害者救済が目的ですから、それ以外の余分なサービスは全く必要ないです。新規契約時はもちろん、毎年の更新時期には自動車保険の内容を見直す必要がまだまだあるようですね。

自動車保険比較とインターネットで検索すると似たようなページが山のように出てきます。ネットでの見積もりなので1社ごとに請求しなくても、20社まとめ一括見積もり依頼出来るサイトもあります。

ネット上で必要な条件は、車種や年齢、免許証、今加入している補償内容や今後希望したい補償内容を入力すればすぐに確認できる。書類でも2，3日も待てば配送される。あとはその見積もり内容を確認して自分の条件にぴったりの自動車保険を選べばいい。

アクサダイレクトなどの通販系はネットで契約するとさらに安くなるようです。ネット利用者は30代から40代のインターネットに慣れているコスト意識の高い人たちです。中には毎年一番安い自動車保険に加入する人もいるようです。

でも自動車保険は安いだけがすべてではなく、本来の目的である補償内容やサービスの中身も考えないと大変な目に遭います。今は各損保会社が力を入れているサービスはロードサービスです。事故だけではなく故障など急なレッカー移動などあると便利ですよね。この辺の内容も確認しておくとお得かもしれません。